住宅購入を考える時にローンを組むには年齢は関係ありますか?
住宅購入を考えているのだけど、漠然としていて現実感がありません。だけど、今主人が30歳なので早めに住宅ローンを組まないと年齢的に支払いが難しくなる気がします。世間一般でみると何歳ぐらいの時に購入しているのでしょうか。35年ローンで考えると30歳が限界の気がします。
我が家は主人のみの稼ぎで年収500万円です。子どもは2歳の子が一人います。私自身は子どもが小学校に入る5年後くらいからパートに出ようかと考えています。子どもが小学校にあがる頃までに家が買えたら良いのかなと思いますが、5年後になると主人は35歳。35年ローンを組むと完済時が70歳になってしまいます。これでは退職後の5年分のローンが払えません。やはり住宅購入を考える時にローンを組もうと思うなら年齢は関係ありますか?
住宅ローンは最長35年で繰上返済を上手に利用して
住宅を考えるタイミングは人それぞれ。結婚と同時に住宅を購入する人もいれば、子どもができたタイミングで住宅を購入する人もいる。教育費がかからなくなったタイミングで住宅を購入する人もいる。それぞれ生活スタイルや収入や支出の割合や考え方も違うので、住宅を考えるタイミングは違います。
しかし、住宅購入を考える年齢を調べると結婚をして家族を持ち始める30代での購入が多い。30~35年の住宅ローンを組んで、その後に繰上返済を行って返済期間を短くすることを考えても30代での購入が理想的となっている。
けれども住宅購入ができる年齢は70歳までとなっているところが多い。そのため60代前半で住宅ローンを組んだり、資金的な余裕があるなら住宅ローンを組める可能な年齢の範囲で住宅購入はできる。それでも高齢になればなるほど借入金額も限られてくるので一定の家賃の支出があって家族計画も立っているなら、早めに住宅を購入して支払いを負えるのが得策でしょう。
住宅購入する年齢としては30代が多いです
住宅購入をする年齢はどれくらいが多いのかというと、30代が多いようです。これは実現可能性とニーズとの両方を満たすからだと考えられます。
住宅購入をするためには住宅ローンを組むことが多いでしょう。そのためにはある程度の収入が確保されていないとなりませんし、頭金として貯蓄も必要となってきます。30代であれば、ある程度の貯蓄もあるでしょうし、また給料も増えてきているでしょうから、住宅ローンを組みやすい状態になっていると言えるでしょう。ですから、30代以降になれば実現可能性が高くなると考えられます。
ニーズにも影響されると言えるでしょう。20代の頃には、賃貸マンションで生活をしていても問題ないことも多いです。むしろ、賃貸マンションのほうが快適に生活できると感じる人もいるようです。しかし、結婚をして子供が生まれてくると手狭になり、広い賃貸マンションを借りるために支払う家賃を考えれば、住宅ローンで購入して返済をしていったほうが良いと考える人も増えてきます。
また、子供が学校に進学する前に購入したいと考える人も多いようです。子供にとっては、転校をするというのは大きな出来事になりますから、避けることができるのなら避けるべきでしょう。それを考えれば、やはり子供が進学する前ということになり、30代の前半くらいになる事も多いと考えられます。
このような理由から30代に住宅購入をする人は多くいますが、必ずしも30代でなければならないというわけではありません。例えば40代になってから購入する人もいるのです。
40代になると住宅ローンを組みにくくなると言われることもあるようですが、これはそのときの状況によります。堅実に貯蓄を続けてきた人であれば、住宅ローンで借りなければならない金額はそれほど大きくはないでしょう。頭金をたくさん準備できるのなら、年齢が少し高くても住宅ローンを組めるケースが多く、実査に購入している人もたくさんいるのです。